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連合が新たに示した「中期の賃金水準目標(2030年)」は、中位数水準で35歳が月36万円、30歳が月34万円です。自分の月給と比べるときは、残業代とボーナスを除いた毎月の給料を、税金などを引く前の額面で使います。ただしこれは連合が掲げた目標で、要求の段階の数字です。2030年にこの額になると決まったわけではなく、会社や法律が決めた額でもありません。
※本記事は2026年10月23日時点の連合の公表資料にもとづいています。金額はすべて額面(税金・社会保険料を引く前)です。
連合の「中期の賃金水準目標(2030年)」とは
連合は2026年10月22日、2027年の春闘に向けた基本構想を確認しました。その中で、1年ごとの賃上げの目安とは別に、2030年を目途とする「中期の賃金水準目標」を新たに設定しています。
| 年齢 | 中期の賃金水準目標(2030年)中位数水準・月額 |
|---|---|
| 35歳 | 360,000円 |
| 30歳 | 340,000円 |
中位数とは、賃金を低い順に並べたときの真ん中の値のことです。平均とは違う数字です。
どうやって決めた数字か
基本構想の脚注によると、連合は2025年の賃金の統計(賃金センサス)をもとに今の水準を推計し、それを2030年に15%程度引き上げる水準として設定しました。15%は、物価2%・実質賃金1%以上という伸びの道筋に、「人への投資」や技術革新・国内投資などによる上乗せを加えて、総合的に決めたと説明されています。
もとにした統計は、産業・男女・学歴・企業規模をすべて合わせたものです。業種や会社の大きさで給料の相場は違うので、自分の職場の周りの水準とは差が出ます。また、示されているのは35歳と30歳の2つの額だけで、ほかの年齢の目安ではありません。
目標で、決まった額ではない
基本構想は、組合側が会社に求める考え方をまとめたものです。連合は11月19日の中央執行委員会で闘争方針の案を、12月2日の中央委員会で闘争方針を確認する予定です。
基本構想では、この2030年の目標なども参考に、産業ごとの組合(構成組織)がそれぞれの賃金水準目標を決めるとしています。自分の給料がいくらになるかは、これまでどおり会社ごとに決まります。
自分の月給との比べ方
比べるときに大事なのは、目標額と同じ種類の給料を使うことです。連合の推計には、残業代やボーナスを含まない毎月の給料(所定内給与)の統計が使われています。
1. 給与明細から、基本給と毎月決まって出る手当の合計を拾います。残業代とボーナスは入れません。
2. 税金や社会保険料を引く前の額面で比べます。振り込まれる手取りと比べると、差が実際より大きく見えてしまいます。
3. 自分の年齢に近いほう(35歳か30歳)の額と比べます。
月給別・目標額との差(額面)
| 残業代・ボーナスを除いた月給 | 35歳の目標額との差 | 30歳の目標額との差 |
|---|---|---|
| 25万円 | 11万円 | 9万円 |
| 30万円 | 6万円 | 4万円 |
| 35万円 | 1万円 | −1万円 |
| 40万円 | −4万円 | −6万円 |
差は「目標額 − 月給」の単純な引き算です。マイナスは、月給のほうが目標額より高いという意味です。
この差だけで、給料が良い・悪いは決まりません。業種や会社の規模、仕事の内容のほか、残業代やボーナスの多さでも年収は変わるからです。あくまで、世の中の真ん中の目安と並べてみるための数字です。
自分の月給を入れると、35歳・30歳の目標額との差が出る計算ページを用意しています(無料・入力した数字はどこにも送られません)。差の分だけ月給が上がったときに手取りがいくら増えるかは、手取り計算で年収を入れ替えて比べると分かります。
- 2030年の目標額と月給の差を計算(賃上げ計算):https://zunda-money-tools.zundamoney.workers.dev/chinage
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毎年の賃上げの目安との関係
同じ基本構想には、2027年の春闘の全体の目安として、定期昇給相当分を含めた上げ幅「6%中心、5%以上」も書かれています。こちらは1年でどれだけ上げるかという「上げ幅」の目安で、2030年の目標は「いくらの水準に届かせたいか」という額の目安です。6%で年収がいくら増えるかは、下の「あわせて読みたい」の記事で計算しています。
まとめ
連合の「中期の賃金水準目標(2030年)」は、中位数水準で35歳 360,000円、30歳 340,000円です。比べるときは、残業代とボーナスを除いた毎月の給料を額面で使い、年齢の近いほうの額と並べます。これは連合が掲げた要求の段階の目標で、2030年にこの額になると決まったものではありません。差の大きさに一喜一憂するより、自分の給料の中身(基本給・手当・残業代)を見直すきっかけとして使えます。
本記事は一般的な情報提供であり、個別の税務・社会保険・転職などの助言や、投資を勧めるものではありません。
出典
- 連合「2027春季生活闘争 基本構想」本文(2026年10月22日 中央執行委員会確認。5ページ、8ページ〈賃金要求指標パッケージ〉、脚注13・16、今後の日程) https://www.jtuc-rengo.or.jp/activity/roudou/shuntou/2027/houshin/data/kousou20261022.pdf
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本記事は、公開情報をもとにAIの支援を受けて作成しました。内容の正確性を保証するものではありません。最新の情報は各出典をご確認ください。
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